2018年8月11日 奈良公園 燈火会(とうかえ) ミントあおによし
朱雀門前
途中、ちょっとだけ寄り道しました。
(この景色を撮りたいがためだけの寄り道です。)
この景色、どこかで見覚えがあると思いますがきっと見覚えのあるのと逆の方角から撮ってます。後ろを近鉄電車が走っています。あの後ろには広大な平城宮跡歴史公園が広がり大極殿などが今復元の工事の真っ最中です。
これは、朱雀門広場というかつての平城京を南北に貫くメインストリートでその昔は朱雀大路と呼ばれていたものです。
人も少ないというのを通り越して全然いないので目の前の広大な景色だけが見えます。
平城時代の人もこの景色を見ていたのかなぁ?なんて期待を持ってしまいます。
なら燈火会(とうかえ)
先ほどの平城宮歴史公園から東へ進むとそこに奈良公園があります。
8月5日~14日まで「燈火会(とうかえ)」というイベントをやっています。
ペットの入場に特に制限はありません。
(しっぽがろうそくの火に焦げてしまわないようにだけ注意してください。)
でも、見かけるのは地元のワンコの散歩くらいで全然ワンコとすれちがいません。
人出はかなり多いと思うのですが会場はそれ以上に広大なので混雑する様子は全くありません。
浮雲園地会場の入り口
春日野園地会場
この会場が一番広くて燈火の数も多いです。
大仏殿の屋根を背景に。。。でも、なんで飼い主を差し置いてほかのひとのカメラに愛想を見せてるの?
浮雲園地会場
この会場の一角だけ上から見るとハートの形をした燈火が白・赤で売っていました。
必ずしも白赤ペアではなく好きなほうを選択して購入できますので白白でも全く問題ありません。
「1/fゆらぎ」
すべてろうそくなので目の当たりにするとともしびがゆらゆらとしています。
ろうそくの癒し効果かな?どこにも急ぐ人や大声をあげる人が全くいないのでミントも反応して吠えることもなく終始安心です。
鹿
そういえば、昨日はほとんど鹿を見ていません。小鹿を数頭見たくらいです。
ミントびっくりして吠えるかなぁっと思ってたのですが意外に無反応でした。。。狩猟本能が目覚めなくてよかった
わざわざ交流しに行くようなこともなくバンビ顔のミントと本物の小鹿との2ショット取れたらなぁなんて考えてましたが狙う余地もなく。
東大寺会場
屋根だけ見ると東大寺のほうも明るかったのでやってるのかなぁ?って期待して向かいました。
「驟り雨(はしりあめ)」という言葉を、なんとなくイメージしていたものの調べずにいたのですが、雨がパラパラとしてくると「夕立ちが本降りになる前に。。。」と「多少なら濡れてもいいやぁ」の気持ちの狭間でわずかに気が急いて雨宿りの場所に向かって駆け出す感じがピッタリかも?
と東大寺 中門に向かいました。
東大寺会場は8月13日、14日のみ夜間特別拝観の時だけ、ということでは入れませんでした。そこで雨宿りの間、調べてみると春日大社のほうは14日のみの開催ということです。
夕立はすぐに止み、お散歩を再開してまたのんびり歩きました。
燈花会について←公式サイト
奈良公園内に最大で10か所(昨日の時点では8か所)の会場があります。
ミントとのんびり歩いてたので気が付くと21:45の終わりの時間になってたので、2~3会場くらいしか廻れていません。
この「燈火会(とうかえ)」のイベント自体は宗教的な意味合いはなく。ただ、ろうそくのゆらゆらした光の中で優しい気持ちになれます。
(そういう意味では大阪や京都などのイベントでの人混みの熱気が醸し出す殺伐とした圧迫感との対照的です。)
あっ、あと奈良公園は公園全体がまんべんなく鹿の糞の匂いが漂っています。時間が経つと慣れてくるのですが興味深々のワンちゃんやにおいが苦手な方は要注意です。
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